京都のお寺は一味違います~中坊進二~

琵琶湖疏水の水道橋「水路閣」でのんびり

"京都の南禅寺にある水路閣は、中坊進二にとっては特に貴重な土木遺産であり、独特な造形美に魅了されています。橋脚の部分については、2本足の構造となっていますが、中央部には煉瓦アーチの開口部があります。橋脚の部分のアーチは縦長の形で、内部に入ればトンネルのようにも見えます。

中坊進二が水路閣に魅了されるわけは、橋脚の部分だけでなく、桁下の側面にも優美なアーチがあるためです。側面の部分はアーチライズが高く、丸みを帯びた構造となっているために、外観からは重々しさが感じられません。橋脚のアーチは2重巻き立ての状態で積まれていますが、側面は小口の4段式で巻き立てられ、重厚さも兼ね備えていました。

煉瓦はイギリス積みで構成されるために、質実剛健な特徴も備えていますが、デザインは極めて優美です。眼鏡橋のような造形美があり、赤煉瓦の美しい色彩も際立つため、京都の伝統的な風景と見事に調和しています。周辺には煉瓦作りのトンネルもありますから、近代土木遺産と古都の街並みが共存し、独自性のある都市景観を作り出していることになります。

水路閣の細かな装飾は、最近の土木構造物にはない魅力があり、中坊進二の好奇心を刺激する存在となりました。明治時代の技術者には確かな美意識があったために、繊細にして優美な景観が生まれたようです。外観は古代ローマの水道橋のようでありながらも、和風の装飾美もあるために、寺社の風景や桜景色とも調和します。

京都の秋の季節には、中坊進二も南禅寺へ訪れて、紅葉の景色をのんびりと楽しみました。赤煉瓦と紅葉の色彩は、不思議と調和するもので、琵琶湖疎水の景色の魅力を十分に堪能できました。秋の太陽光で煉瓦が赤く染まり、独特な静寂によって居心地も良くなります。時間ごとに表情を変えてくれるため、時間を忘れて長く滞在したくなる場所です。訪問するたびに煉瓦の色彩を確かめて、目地の美しさにも魅了されます。明治時代の職人が積み上げた煉瓦は、今でも堅牢な状態を保ち、京都の街を潤すために役立っているのは素晴らしいことです。"
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